内装をするにあたって、とにかく大事なことは最終的なできあがりをイメージすること。
それが決まらないと色や素材など大きな話から、どこまで何を塗るのかなどが決まらず、
そうしないと作業手順も決まりません。
その点では、当店での場合はイメージを店舗デザイナーの方にしっかり仕上げて
頂いており、自分としても「これを作るぞ!」というイメージは最後までブレませんでした。
まぁ単純な内装だったからというのもありますが。。。
こんな感じにしたいね、ということで↑のようなデザインが固まりました。
イメージが決まったら次は素材選びです。
当店では「壁は白く」というのは決まっておりましたが、単純に白いペンキを塗りたくる
だけでは面白くないので、壁には少し風合いが出る漆喰を使うことにしました。
ただ、天井まで漆喰だと、何か振動などがあった時に上からパラパラと粉が落ちて
きそうな気もする。。。という気がしたので天井のみペンキを塗ることに。
パッと見では壁も天井も単純な白い仕上げのように見えますが、実はそんなところで
拘っていたりします。
※実際に塗った漆喰はかなり薄く塗るタイプのもので、手で触ったりしても崩れたりする
ようなものではありませんでした。
これは個人的に良い判断だったなぁと今でも思っています。
というのも、ペンキは照明の光などが当たると少し光沢が出てしまうんですよね。
その点、漆喰は言ってしまえば「土」なので、そのようなテカリは出ません。
当初から壁には写真や絵を飾るつもりでいたので、もしペンキで壁も仕上げていたら
そのテカリが邪魔に感じていたかもなぁと思います。
もちろん照明の使い方とかで回避できるのかもしれませんが。。。
床は元々コンクリートが敷いてある状態でした。
コンクリートの質感やその色は全く問題なかったので、これは上からコーティングするのみで
いくことにしました。
このようにどんな仕上げにするか決めて、実際にやってみると。。。
このような感じになりました。
結構デザインイメージ通りにはなったなぁと思います。
もちろん、このように出来上がるまでには色々と関門がありまして。。。
具体的にどんな物を使ってどのように進めていったのか。
今後はそのような話をまとめたいと思います。
お楽しみに。
※私達(手伝ってくれた方々含め)内装などに関しては素人です。
あくまで「そういった人たちでも頑張ればここまでできるんだよ。」という一つの
体験記ですので、間違っていたり効率が悪かったりすることもあると思います。
その辺りをご了承の上で読んで頂ければ幸いですです。