月別アーカイブ: 9月 2014

ボランティアの心境を知れる一冊です。  Book*Book vol.021

どもー、ばーたーこと柴田です。

東京も急に秋らしくなってきましたが体調など崩されてませんか?
私は夏の終わりから約一ヵ月ほどカゼひきっぱなしでしたので今さらカゼとか屁のカッパです笑。
とはいえ、いい歳なので強がりは言ってられません。
少々恐さもあったので血液検査を受けたのですが、なんと!肝臓関連の数値が上がっておりました笑。
飲み過ぎ食べ過ぎですね。
みなさんも食欲の秋と同時にスポーツの秋も積極的に取り入れて下さいね。

はいっ!ってことで私のBook*Bookの2回目をスタートしたいと思います。毎度前置きが長くてすみません笑。

先日も広島で土砂災害があったことは多くのメディアで取り上げられてましたのでご存知かと思います。
被害者も多く出した痛ましい災害となりましたが、今もまだまだ土が覆っているような状態だったりで
苦労されているようです。
この災害復旧の現場に映し出されているボランティアの方々。土のうに土砂を詰め込む姿や瓦礫を片付ける姿。
見る側としては「えらいね~」くらいの感想がほとんどではないでしょうか?
東日本大震災の時も多くのボランティアの方が東北に向かって下さったわけですが、その心境がどんなもの
だったかを知れる本をご紹介します。

三重県からボランティアで山田町を訪れてくれた衣斐 大二郎さんがまとめた「山田日記 -岩手県山田町
災害ボランティア- 」です。
衣斐さんは震災後2011年5月20日(金)~5月29日(日)の間でボランティアに参加されたのですが、
小さなお子さんが居る中で決心をし奥様に相談をした際の心境や、周りの親しい方々の様子、
未曾有の災害と呼ばれたその渦中に飛び込む前の恐怖心、
ボランティア活動中で起きた問題や悩み、
ボランティアを終えてのボランティアに対する考え方、
などなど、報道に見る「ボランティア活動」という一言では知ることが出来ないことを知れます。
私自身、震災後の山田町に帰れたのが5月だったのですが、町にいっぱいあった水産加工場が流され、
倉庫にいたであろう海産物が腐った臭いが鼻を突くし、でっかいハエが多く飛んでて。
それを消毒するため町中、波がかかった場所は石灰が振りかけられ、自衛隊の人たちが消毒液を散布していて。
そんな中ですので、この本に出てくる何気ない一コマの床板を外した後の釘で軽く傷を負ったなどのシーンは、
破風症などのリスクもあるので恐かったろうなと思います。

こちらの本ですが売り出されているものではなく、衣斐さんが「我がままを言ったのに送り出してくれた周りの
方々への報告に」との思いで制作されたものです。
山田写真をやっていたことで繋がりができ、いただくことが出来ました。

ボランティアの貴重な体験談として是非ご覧いただけばと~。

山田日記


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『山田写真』 前向きになれることを願って。  Book*Book vol.020

はじめましてはじめまして~。
マスターがCafe Cross Point開業前に務めていた会社の後輩の柴田大紀といいます。
みんなからは親しみと若干の軽蔑の念をこめて「ばーたー」とよばれることが多いです。
よろしくおねがいします。

本題の前に、マスターとのエピソードで忘れられないのが、マスターと一緒のタイミングで
現職の部署に異動になった時のことです。
自己紹介で「じゃあ僕は制作グループでエースをやってた柴田です、って言うので次に岩本さんは
スーパーエースやってた岩本です。って言って笑いとりましょうね!」という事前の段取りをして
オッケーオッケーと言って下さっていたのですが、私が予定通りエースのくだりを言って嘲笑を
いただいた後、マスターは完全に裏切って普通の挨拶をしたのでした。

マスターはそういう一面を持っていますのでご注意下さい。
この事実は多くの人に知っておいてほしかったのですっきりしました。

さてさて本題ですね笑。

Cafe Cross Pointが出来たのが2011年の7月ですが、2011年はご存知の通り東日本大震災の年です。
私は被災地である岩手県山田町というところの出身でして、これから3回くらいにわけ
て震災に関連する本をご紹介したいと思います。

その第1弾は「山田写真」という私が作った写真集です。

○山田写真
http://ymd-photo.net/

当時、震災直後4日ほどで家族の安否が確認でき、幸いにも実家が津波の被害をギリギリ免れていた私は、
他の方に比べ心にゆとりがあったんだと思います。
家族にひとしきりの物資を手配するなどを終えた後は、「自分だから」できることはないかと考えました。
被災地出身者であり、ウェブ系ではあるけど制作の知識があり、素人レベルの腕前ながら地元の写真を持っている。
そこでまず実行したのが、写真共有サービスのPICASAにそれらの写真をアップして、自衛隊が捜索する時に
役立たないものかと逃げそうな道とか説明をまとめたりってことでした笑。
ま、当然なんの役にも立たなかったです笑。

その後、山田町の被災前の写真が集められれば、懐かしんで喜んでくれる人もいるんじゃないかなって思い、
写真集の制作を考えました。
どう行動することが正しいのか、間違っているのか、本当に分からない状態でした。
写真集を作って届けることで流された家族・家を思い出して心を痛める人がいるかもしれないという
考えもありました。何がその人にとって顔を上げる力になるか分からない中で、懐かしい町並みを見て
前向きな気持ちになれる人が一人でもいてくれればと割り切って考えるようにしました。

第1号はツイッターなどで協力してくれた写真提供者のおかげで2011年4月末に完成しました。
ツイッターではkusare_gedou69、mixiではエロ大根といういかがわしいアカウントにも関わらず
協力してくれた人が多くいたのは奇跡だと思います笑。
その第1号は製本して、GWの休暇を使って山田町に帰省し避難所に配って歩きました。その道すがらで
被災地の現状を実際に目にし、臭いを感じながら第1号に掲載した場所と同じようなアングルで写真を
撮り収めました。
それを使って2011年5月に制作したのが第2号です。

第2号は被災地以外の方に、テレビで見るだだっ広い被災地には元はこんなに家があったんだよ、って事を
伝える目的で同じアングルを見開きで並べる形で制作しました。
いまこれを書くために改めて見返していますが、当時は「過去」と「今」を機械的に並べていた
ような気がします。いま見ていると、通い詰めた友達の家、100円玉握って通った駄菓子屋さん、野良犬に
追いかけられて登ったジャングルジムなどなど、多くの思い出の場所が無くなった悲しさが改めて
込み上げてきますね~。

第3号はまた山田町の人に向けて、第1号で載せることが出来なかった地域の写真も提供いただいて
制作しました。
第3号の頃には会社の多くの方にカンパをいただき、いっぱい製本することが出来たので仮設やらを回って
個別に配ることが出来ました。仮設前で遊んでいた子供が「あー!○○ちゃん家だ!!」って喜んでくれたのは
嬉しかったです。

実は1号2号を自分の家で作っていて腰を壊してしまい、ちゃんとしたイスと机があり、程よく涼しい場所、
時にはビールも飲める、として駆け込んだのが2011年7月にオープンしたばかりのCafe Cross Point
だったのでした笑。
ってことで、Book*Bookを書かせていただくきっかけでもあった「山田写真」を私の第1回目として
取り上げさせていただきました。
次回は「ボランティア」に関する本をご紹介しようと思います。

ちなみに、、、
最近の山田町のトピックスは何と言ってもお祭り!
写真集にも載ってますが、山田町のお祭りはほんと熱いです!
山田八幡宮と大杉神社という2つの神社があり、大杉神社は海抜が低いところにあったため津波で
御神輿が壊れてしまいました。
今年はそれの修復が完了し、完全に山田町のお祭りが復活したのでした。
9月13日、14日の開催だったので、あと1週間もすれば「山田町 祭 2014」で動画が引っかかるように
なると思いますのでお待ち下さい笑。

○山田町 祭 2014
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%B1%B1%E7%94%B0%E7%94%BA+%E7%A5%AD+2014


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ギャラリー利用でお悩みの方、お気軽にご相談くださいませ!

本格的なギャラリーでの展示は難しいけど、せっかくだからたくさんの人に見てもらいたい!
でも、展示ってどうやったら良いのか分からない。

という方が結構多いのかなと最近よく思います。

どんな物を使えば良いの?
どんな風に展示したら良いの?
作品の他に何を用意すれば良いの?

などなど。
展示と一言で言っても、その見せたい物の内容やこう見せたいなという気持ち次第で
やり方はいろいろとあります。
何が正解という訳ではないので、まずは気軽にCCPまでご相談頂ければと思います。

そのきっかけとして、よくあるご質問やこんな物があると良いですよーというのを
幾つかまとめてみます。

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○写真はどんな風に壁に展示できますか?

写真の場合、ほとんどがパネルに貼り付けたものか、額装したものになるかと思います。
パネルに貼り付けた場合は、「ひっつき虫」というねりけし状の物を使って壁に
ぺたっとそのまま貼り付けます。

額装したものは釘やフックなどでひっかけます。
釘やフックなどはお店に用意してありますので、そちらをご利用くださいませ。

また、釘やフックを使った場合は、搬出の際にパテでの穴埋めまでお願いしております。
パテもお店にあるのでご安心くださいね。

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○店内のどこまで展示しても大丈夫ですか?

壁という壁は基本大丈夫です。
カウンター上でも構いません。

ただ、飲食する場でお客様が出入りする場所でもありますので、あまり低い位置だと
作品が汚れてしまったり傷が付いてしまったりなどの可能性も高くなります。
その辺りだけご承知おきくださいませ。

また、サイズなどを示した図面もありますのでご要望の方はその旨を
スタッフまでお伝えくださいね。

店内図面

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○作品を販売したいのですが。。。

勿論大丈夫です。お会計周りはお任せください。
当店はマージンも頂きませんので、搬出の際に売り上げはまるっとお渡しいたします。

展示作品を販売する場合は、会期終了後に何らかの方法でお客様にお渡しすると思うので
お名前や住所、ご連絡先などを書いていただくオーダーシートなどをご用意くださいませ。
(当店では特別用意しておりません)
また、作品の値段などが分かるリストも併せてお願いします。

ポストカードや小物など、作品とは別のものを販売する場合は、それぞれ値段がわかるように
して頂ければと思います。

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○あると良いもの

・展示の趣旨や簡単な概要を説明したもの
これは展示のやり方によりけりですが、カフェの場合だと不特定多数の方がいらっしゃいます。
何の予備知識もないままお店にいらした方が「これは何?」となる場合が多いので
この展示はこういう意図でこういう人間がやってますよーという紹介があると、我々スタッフも
ご紹介しやすいです。

・メッセージを残せるもの
せっかく展示に来たけれど、その場に本人が在廊されていない場合も当然あります。
そんな時にメッセージを残せるものがあると良いですね。
メモ帳のようなノートでも良いし、メッセージカードとそれを束ねるファイルでも良いです。
特に後者のセットの方が複数人で来た時とかに便利です。一気にみんなで書けるので。
併せて、ペンも幾つかあると素敵です。

・FacebookやTwitter等のSNS系アカウント
展示情報のお知らせは勿論、在廊予定など細かい情報を発信するできると便利です。
そしてお店からもそういった情報は拡散していきたいと思いますので
アカウントをお持ちの方は是非教えて頂けると嬉しいです。

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ざっくりと書こうと思ったら、意外と長くなってしまいましたね。

これが全てではありませんが、お打ち合わせの時とかにこちらも
お伺いするポイントをまとめてみました。

展示のやり方そのものは人それぞれ。色んなやり方があって良いと思います。
基本的にそれを阻害しないようにこちらもサポートいたしますので、
ちょっとやってみたいんだけど。。。という方はお気軽にご相談ください。

皆さんの素敵な作品と出会える日を楽しみにしております。


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