月別アーカイブ: 8月 2014

「今夜、すべてのバーで」  Book*Book vol.019

みなさまはじめまして、鈴木悠平と申します。

隣駅の阿佐ヶ谷に住んでいて、カフェクロスポイントは徒歩圏内です。
塾講師やら文章書きやら調査研究やらの仕事をしています。何屋か分かりませんね。浮浪者稼業。

クロスポイントさんとのご縁は、
OCICA(オシカ)というアクセサリーを店頭に置いていただいたこと。
http://www.ocica.jp/

OCICA

かわいいでしょー。鹿の角と漁網で作ったネックレスとピアスです。
宮城県石巻市、牡鹿半島の浜のおかあちゃんたちが作ってるんです、これ。
震災後に地元の人たちの新しい仕事を作ろうってことで始めたプロジェクトなんです。
そう、アクセサリー屋さんだったこともあります。ますます何屋か分かりませんね。

さてさて、あんまり自己紹介が長くなってもあれなので…Book*Bookの話。
僕もバトンをいただきまして、本をお店に置いていただいてます。
今日はその中から一冊をご紹介。
中島らもの『今夜、すべてのバーで』という小説です。
アル中で入院した主人公の小島容(いるる)の物語なんですが、
なぜ一冊目にこれを選んだかというと、
これを書いている今現在、僕が二日酔いだからです。
頭痛い…
いや、さすがにアル中ではないですけど。

らもさん自身がアル中だったこともあり、容の素行や心理描写がまぁリアルです。
これ以上飲んだら死ぬぞっていう、洒落にならないレベルで身体を壊しているわけですが、
夢と現、入院生活と過去の放蕩を往きつ戻りつしながらの語られる容の素行は完全にダメな
アル中男ですが、どこか憎めない、不思議な魅力があります。

病院内の隣人たちも個性豊かです。殺したって死なないぐらいに元気で下品で喧しい「三婆」達、
肝硬変になってもなお霊安室でこっそり薬用アルコールを飲む福来、チンパンジーそっくりの西浦翁、
「病気の博覧会」綾瀬少年、大柄髭面でぶっきらぼうの赤河医師…なんだか動物園みたいな病院。

外界よりもちょっと”死”に近い空間である病院を、白のドレスとハイヒールで切り裂いて、
”生”の激しさを湛えながら登場するのが、ヒロインの天道寺さやかです。いいオンナなんすよ。

生と死の境界線で織り成される人間関係。
飛び越える人、踏みとどまる人。
傍らにはアルコール。

面白いです。気持よく酔えます。

「カフェ」で勧める本じゃないですね。

でもオススメです。

今夜、すベてのバーで (講談社文庫)

今夜、すベてのバーで (講談社文庫)


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ポイントカード、あります。

ちょこちょことFacebookやTwitterでお知らせしておりますが、ひょっとしたら
ブログでお知らせをしていなかったかもしれない。。。
ということで、カフェクロスポイントのポイントカードのご紹介です!

と意気込んでみたものの、特別に紙で作ったカードがあるわけではありません。
スマートフォン専用のアプリによるポイントカードです。

Order(オーダー)
Order

このオーダーに加盟しているお店のカードをスマートフォン上で作ることができます。
なのでカフェクロスポイント以外にも高円寺で使えるお店があります。
お財布を圧迫するポイントカードを各お店で作る必要がないのが素敵ですね!

ポイントカードを作るには、アプリをダウンロードして登録して頂く必要があります。
後は気になるお店をピックアップしてカードを作るだけです。本当に簡単。

カフェクロスポイントでは、1回お店にご来店いただくごとに1ポイント付きます。
お会計の際に「ポイントお願いします!」と伝えて頂ければ、店舗用端末にて
ポイントを付けさせて頂きます。

当店では10ポイント溜まると「450円のドリンク一杯無料!」のクーポンを発行いたします!
なので1ポイントあたり50円の計算になります。実は結構お得。

また、450円以上のドリンクやアルコールの場合は450円引きいたします。
カフェラテなら50円。プレミアムモルツも150円でお楽しみ頂けます。

そしてそして。
現在、こちらのポイントカードが登録者数100名を超えたのでキャンペーン中です!
一回のご来店で2ポイント付けさせて頂いております。
今週末までやってますので、阿波踊りを楽しみつつポイントも是非ゲットしてくださいませ!

皆様のダウンロードと、お店へのお越しをお待ちしております。


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「青春そのもの」  Book*Book vol.018

こんにちははやしです。
いやあ、夏真っ盛りですね。
かき氷がすきです。
今年流行りらしいけど、豪華なやつっていうよりも、シロップの色で舌が染まってみんなで笑っちゃうのがすきです。

今回は夏らしいシリーズを。

ひとつめ。
ラインナップとしてはダークホースですが、
わたしの本棚としては紛れもないレギュラーです。

ドキュメント 横浜vsPL学園

ドキュメント 横浜vsPL学園

兄の影響で、
もともとサッカーよりは野球派だったわたし。
夏休みに涼しいところで見ていた、この伝説とも言える試合の
選手やチームに密着したドキュメントの本です。

当時、特別番組とかもやってたなあ。たった1試合でそれだけのドラマがあったわけで、
ただただ、
実力と、実力だけではない何か、奇跡とか運命とかいうものに
感動をおぼえてしまう。
紙になっても臨場感とかこころの動きが、わかるのです。

この試合がきっかけで、中学生のときのはやしは
将来は熱闘甲子園のキャスターか、甲子園の母か、「輝け!甲子園の星」という雑誌の記者か、
どれかになりたいと本気で思っていました。
大学生のときは毎年夏に旅行で行くほど。

田中一徳って選手がいちばんすきでした。
ちいさめなのに足がめちゃ速いの。
プロに入って、もう引退してしまったけど、今何してるかな。

そして中学の時、
高校野球がすきすぎて甲子園の絵を描いたときに(笑)、
やたら褒められたのが、球場と入道雲なんですね。

そんなわたしにぴったりだと言ってもらったのが、次の本。

空の色

空の色

空の写真集です。
空の写真をとるのがすきで、
誕生日に親友がくれたもの。

本をプレゼントすること、
わたしわりと多いです。
その親友とは、甲子園にハマっていた頃に口を聞かないほどケンカしていたのですが、
そんなこともあったねー、と、写真を見ながらしみじみしてしまうんですね。(笑)

お気に入りはやっぱり、青空がもくもくしてるやつ。
うわあー、って思うだけで十分な写真集。

やっぱり空のある景色がとてもすきだなあ。

そしてもうひとつ。
すきな景色つながり。

音楽雑誌シリーズ。

いつも買うわけではないけれど、
自分が行ったフェスの特集は買ってしまう。
上の写真は2013年のロッキンジャパンの1ページ。

フェスでゆらゆらふわふわするのがすきなのですけど、
たくさんの人があげてる 手 の景色がとてもすきだとおもう。
意思だなあと。

どこを見渡しても
いろんなひとの、顔が、からだが、空気が
笑っているなあと、ね。
たのしかった時間が、ぎゅっと紙に宿っている気がして
見返すとうれしくなる。
これからも集めてしまうんだろうなあ。

本、紙を見ることは
考えさせられる、とかもあるけれど
記憶を掘り起こしてくれるのがいいなあと思います。
忘れたくない景色、感覚、そういうようなもの。

みなさんのすきな景色はなんですか?

——–
はやしこ
ゆるっとふわっと、ことばを書いたりライブをつくったりしているひと。
@rinco_hys

フリーペーパー「あしたのごはん」
@ashita_gohan


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